よもやのお花畑論考。安倍ブレーン？の高橋洋一さん。

先日のブログで
「トランプ兄さん北朝鮮に一発ぶちかましてやってください！」
は充分お花畑ですよと書いたところ。

よもやのまんまお花畑論考が出てきた。
しかも安倍ブレーンとされる高橋洋一さん。

常から「おいおい」ってツッコミ入れたくなる論考の多い方ではあるのですが。。。
とはいえ、
「トランプ兄さん1発かましてやってください」をリアルな外交とは…ある意味すごい。

しかもしかも
あろうことか、核開発をこれまでの対話路線のせいにしてしまった。
中国との関係が強固だった金正日体制下で、日米の圧力、軍事オプションなんて取りようがなかったし、現体制下でも当初から強行路線をとったとしてもどうか。

まあ、三代目をのさばらせたのは安倍政権がやったことで、9条堅持路線の人たちのせいじゃないけど。

私がリアルな外交を語れるわけではないのですが。それでも一言いってみるです。

北朝鮮はこれまでの体制を支えてきた古老のいなくなる三代目後半から、四代目継承時が狙い目のように思うんだな。
それまでは不愉快でも暴発しない程度に援助し、甘い汁を吸わせておくっす。
甘い汁吸って緊張感のなくなった組織は弱いですから、そこからは少しくらい締め付けても今回のような路線は取れないと思うのです。
時間はかかりますが、朝鮮戦争休戦時からの時間を考えれば、このくらいはやむを得ないかと。

それと北朝鮮との戦争を語る人たちには、ぜひ。
後始末について語ってほしい。ボロボロになった国をボロボロにするとどうなるか。
それに日本がどのように関わるのか。
どうも論考にリアルさが欠けるのは、この辺りですな。

解散に大義はなくとも理屈はいります。安倍総理。

安倍総理は衆議院の解散を宣言しました。

いやはや。

民進党はガタガタだし、小池新党も立ち上がりきっていなし
やるなら今というのはアリです。

でもね。
選挙するなら勝たないといけないとはいえ、大義もへったくれもありません。
千歩譲って大義がなくても理屈はいりますわね。

だって議員は、野党もいるわけで、解散はその人たちが行使した権利をぶった切るわけですから。
なぜ今、解散をしなくてはならないのか。

消費税の使途変更を理由の一つにしているようですが、それはむしろ国会で議論すれば良い話で選挙は不要です。
さらに北朝鮮問題だって
のんきに選挙してる場合じゃなかろうって。

結局、理屈がない。

しかも、宿題もたっぷり残っていて。

丁寧に説明するといった森友問題と加計問題はすでにまるっと無視。
小さい問題だったら、さっさと説明してください。二階幹事長って。

どうもよろしくないと思います。
これは。