安田純平さんの帰還に感じること

安田純平さんが解放され
無事の帰還を果たされました。
本当に良かったと思います。
解放に尽力されたすべての政府、関係者に感謝したいと思います。

さて
噴出するとは思っておりましたが、ネットではさっそく「自己責任」なる
バッシング
バッシングの嵐でございます。

これが安田さんではなく、安倍政権側のジャーナリストだったら、どういう反応に
なるでしょうね。
大絶賛なのではないでしょうか？

そう考えるとやるせなくなります。

あと政府が止めているのに行ったと言う論調も気になります。
縮こまって窮屈に感じないのですかね。
冒険とか、ジャーナリスムにロマンを感じないのかなあ。

起業とかイノベーションとかも苦手そうですね。

さすがに英雄扱いしろとは思いませんが。

それと、３年間も大変な思いをしたのですから、しばらくは休んで良いので
はないでしょうか。
すぐに出てきて会見しろみたいな論調も勘弁してほしい。

沖縄知事選。玉城陣営の勝ち方

もう少し接戦といいますか
むしろ佐喜真さんが勝つのではないかと思っておりました
沖縄知事選

結構な差がついて玉城さんの勝利でした。

分析は色々ありますし、私が定量的に分析できるわけではないのですが、
今の政府の有り様や、その応援団の方たちの言動を見ていると
あまりに沖縄を踏みにじりすぎなのではないかと思うのです。

沖縄の尊厳を踏みにじり過ぎたことが
佐喜真さんを支援した安倍政権側の敗因なのではないのか。

例えばこの記事を書くのに、いくつか検索していた記事の中に
ケント・ギルバートさんの記事「ニッポンの新常識」と言うのがありました。
政権側（応援団側の方が正確か）からよく聞くようなお話が書いてあります。

曰く「国防は国の専権事項」である

曰く「沖縄県民が普天間移設の希望を撤回し、固定化を望んだ」
つまり、辺野古反対もいいけど、それなら普天間固定でいいのね。
ギルバートさんの記事にはありませんが、これに振興予算もなしってことで
がつくことが多いですね。

国防が国の専権事項なら、なぜ負担を他県に一部でも写せないのでしょうか？
ふたつ目はただの脅しですよね。

こういう姿勢というか、考え方というかが玉城陣営の勢いにつながったように思います。
そう考えると、玉城さんの県政運営には難しさがありますね。
良いブレーンとともに、したたかな県政運営を期待したいです。

それと
翁長知事の県民葬に安倍総理は欠席とのこと。
第10回日・メコン地域諸国首脳会議の工程を見ましたが、県民葬当日の午後は行けそうな気もしますが無理なのかなあ。