SSブログ

黒川検事長人事を特例と白状した。森法相。 [社会]

森法相は、黒川検事長の定年延長について、
「個別の人事プロセスでございますので、お答えは差し控えさせて頂きたい
と思います」

朝日新聞の記事によると、3月6日の参議院予算委員会の質疑で36回もそう繰
り返したそうです。

営業の秘密もそうでしたが、都合の悪いことに対しては、答えない理由を見
つけては回答しないのも「安倍しぐさ」ですが、森法相も同類ということで。
決裁も口頭(!)で、プロセスも明確でないので、答弁を書いている官僚も
言い逃れできなくなっていて、こんな回答しかできなくなっているのでしょ
う。わかるような気もします。

ただ、この答えはある意味では重要で、普遍的に必要な法律解釈変更に基づ
くものとして回答はできないし、定年延長の理由となる事由についても答え
られなくなってしまったという事を意味するのかと思いました。

つまるところ黒川検事長人事が「異例」で「特例」だということなのかなと。
要するに、検察庁や法務省内から出てきた人事ではなく、どこからか降りて
きた人事なのでしょうね。
内部からのものであれば、官僚ですからもう少し根回しされていて、理屈も
通るようにしていたと思います。

それがない。

そうまでして黒川検事長人事を推し進めたとして何があるんでしょうね。
検察庁や法務省にメリットがあるのだろうか。一部の幹部の出世には繋がる
かもしれませんが。

しかし、
そのあとに残るのは、法律すら意味のない世の中、
それを法律を守らせる人たちが率先してしまった。



nice!(4)  コメント(0) 
共通テーマ:ニュース

nice! 4

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。