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随時検証しながらの対応を。コロナウィルス対策。 [科学・技術]

コロナウィルス肺炎について
ダイヤモンドプリンセス号での抑え込みは、やはりできなかったのではないで
しょうか。
厚生労働省の職員の感染確認や、下船者の感染確認が出ています。

国内での発生数も表現は適切ではありませんが
順調に感染者数の確認が増えています。
しかも検査数が少ないので、実際の感染者数はさらに多い可能性もあります。

このような事態に対し、対策に問題があるので、検証し対策を改めるべきだとの
意見と、現場は一生懸命やっているのだから、今はそのような批判は控え、政府
に協力していこうとの意見があります。

情緒的には後段の皆で頑張っていきましょうという意見も理解はできますが、
非常事態での対応、特に爆発的な感染抑制を行うことを考えると、感染の実態、
対策の効果の実態(うまくいかなかった状況も含め)を随時把握し、実態を踏ま
えた対策の見直しを行う必要があると思います。

そのためには、
司令塔がしっかりしている必要があります。
専門的な見地からの検証を受けて、適宜対策を検討し、実行できなくてはなりま
せん。

したがって、実態の的確な把握が必要です。
現在の感染確認が、スポット的に生じているのか、それとも全国的に感染拡大し
ている中で、たまたま検査された人が確認されている状態なのかがわからないの
です。

韓国のように検査体制を早急に充実し、感染実態の把握と、感染経路や感染者の
発生箇所の特定を進めるべきではないでしょうか。
現在がまだスポット的に発生しているのだとすれば、感染者の発生箇所や接触箇
所を特定し、これを重点管理地域などにすることで、感染拡大の抑制に結びつけ
ることができるのではないかと思います。

政府の対応は、安倍総理の会議冒頭の写真どりだけで、具体的な対策に結びつい
ていないのではないかと思ってしまいます。

私自身は少し悲観的な判断をしていて、
検査数が少なく感染が確認されていないだけで、すでに全国に相当程度広まって
いる可能性があると考えています。
感染経路の不明者が多く、しかも全国で広範に確認されているためです。

だからこそ、実態を把握するための検査態勢が必要だと考えています。
でないとアウトブレークした際の医療態勢が崩壊してしまうのではないか、そん
な懸念を持っています。

これは杞憂に終わって欲しいのですが。
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