SSブログ

下請けが輸出規制して大丈夫なのかしら?韓国への経済制裁 [社会]

徴用工問題で日本企業の財産が差し押さえられたことの報復的措置として
韓国への半導体材料の輸出規制をかけることになりました。

サムソンやLGなどの世界的な企業に対し、現在の日本は材料の販売を行っ
ており、この材料の輸出に規制をかけたとのことです。
現状では、品質・量ともに日本製品が大部分を占めているため、半導体製
造が滞るなど、韓国経済への打撃もあるようです。一方で、輸出が滞るわ
けですから、輸出している企業にとっては良い迷惑です。

普通に考えると、このような調達リスクがある場合、他の調達先を見つけ
るようになるでしょうし、現にそのような動きもあるようです。2、3年
後には、仮に輸出規制が解除されても日本からの調達がなくなったり、買
い叩かれたりする可能性もあるように思います。

しかも、このような批判や懸念に対し、政府は日本経済への影響は「注視」
するということで、どうもどの程度の影響が生じるかの見立てなしに動い
たようです。

レーダー照射問題しかり、G20しかりで、拙速な判断で動いて、結局「謝
ってもらえない」「米朝韓の板門店会談のことを教えてもらえない」など、
悪い方向にしか動いていないのではないでしょうか。

世界に冠たる日本経済というのは、20年前の話で、日本の製造業は今や下
請けの素材屋、材料屋になりつつあるし、今なお経済規模としては大きく
とも、それは20年前までの遺産を食い潰しているだけではないのか。そん
な気がしてなりません。

現状を正しくに認識した上で、世界の中でどのように振る舞うかを考える。
そのような時期に来ているのではないでしょうか。

特に隣国である韓国との付き合いは、感情的にならず理知的に行う必要が
あると考えています。

nice!(5)  コメント(0) 

nice! 5

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。