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フィクションなら許されるか [社会]

日本テレビ系のドラマ「明日ママがいない」が議論を読んでいるようです。

養護施設の子どもに「ポスト」というあだ名をつけたり、施設そのものや置かれている子ども達の描き方に対し、主にこれらに関わっている立場から放送中止を含む批判があるようです。

一方で、ドラマを擁護する意見も少なくないようです。私が見る限りでは、見応えのあることや、フィクションであること、表現の自由などが論拠のようです。

私はこのドラマをみていませんので、作品そのものについて意見を述べることはできません。
ただフィクションだから許されるとは思っていません。例えば、障害を嘲笑するものがフィクションであれ許されないのは誰しも認めるのではないでしょうか。

もちろん偽悪的にあざとく描きながら、本質に迫ろうという手法もあり得るでしょう。このドラマはそのようなチャレンジをしてるのかも知れません。

そうであるならば、議論を呼ぶことははなから分かっていたはずですし、関係者に対して逃げることなく真摯に向き合うべきではないでしょうか。
表現の自由とは与えられるものではなく、勝ち取るものと聞いたことがあります。
議論を深めることが表現の自由につながるものと私には思えます。
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