不祥事続きの麻生財務大臣と、こっそり？復活中の甘利明さんの処遇に注目

自民党総裁選は予想どおり安倍総裁の３選で幕を閉じました。

大方の予想を違えたのは、勝ちきれなかったことでしょうか。
日和った議員の皆さんに対し、一般党員の判断は現職、かつそれなりの締め付けが
あったはずなのにも関わらず55対45と結構な接戦。

応援団の皆さんは相変わらずいろいろな理屈をつけては圧勝と言っていますが、こ
の数字は重い。

安倍体制にフリーハンドを与えていないという意味で一般党員が賢明さを失ってい
ないことが確認できて良かったです。

さて、この後は人事です。
石破さんを応援した方々の処遇も気になりますが、
ここではそれよりもお友達に注目。

1人目は麻生財務大臣。
佐川さんはじめ公文書偽造などなど相当やらかした財務省のトップです。
今のところご本人が責任を感じているようにも、責任を取るようにも見えませんが、
いいのでしょうか？
安倍総理としても自分のために不祥事をしてくれた恩義があるので、交代させるこ
とはできないだろうなとは思いつつも。

2人目は甘利明議員。
総裁選で選対の中心だっただけでなく、総裁選後には番組に出演して石破氏を批判
するなど、いつの間にか復活。
禊が済んだということに安倍政権周辺ではなっているのでしょう。
この方も大事なことは何一つ説明せずに逃げ切った印象なのですが、要職に起用す
るのでしょうね。

お友達を大切にする安倍総理にとって、外せないこのお二人。
予想どおりの処遇の場合、特に45％側の一般党員、そして世論はどう反応するでし
ょう。

注目したいところです。